太陽光発電システムや蓄電池設備の運転モードの切替え方法や、非常用コンセントの使い方についてご説明いたします。蓄電池設置の有無によって手順が異なります。当てはまるボタンをお選びください。
漏電による火災や感電を発生させないため、身の安全が確保でき次第、必ず行ってください。
災害によって電気製品が壊れていたり、断線している可能性があります。停電復旧時に漏電や感電のおそれがありますので、必ず抜いてください。
■太陽光発電の非常用電気は、非常用コンセントから使えます。非常用コンセントは、パワーコンディショナの側面や、部屋内や廊下の足元などに設置されています。「自立運転用コンセント」や「非常用コンセント」のラベルが貼られているか、赤や黒など通常のコンセントとは色が違う場合があります。
非常用コンセントでは最大1500ワット以上の機器は使えません※
※ 機種によって1500ワット以上対応機種もございます。
詳細は、取り扱い説明書をご確認ください。
インバーター冷蔵庫
200W
TV
250W
スタンド照明
200W
照明
50W
スマホ
50W
扇風機
30W
風呂・シャワー
160~280W
洗濯機
400W
コンロ
エアコン
800W
■停電時に太陽光発電システムの電気を使用するためには、自立運転モードへの切り替えが必要です。切り替え方法はメーカーごとに異なるので説明書やメーカーのホームページも合わせてご参照ください。
太陽光発電システムは、災害などの異常を感知すると運転は自動的に停止します。非常用電気を使うには、電力会社の電力系統から独立した「自立運転モード」へ手動で切り替える必要があります。
通常時、電力の売買などを行うため、電力会社の電力系統に接続する「連系運転モード」で運転しています。停電復旧後は、「連携運転モード」へ戻してください。
動画非常用電気を使うために「自立運転モード」に切り替えます
動画停電復旧時は「連系運転モード」に戻します
メーカーホームページで手順を確認する
JH-RWL2 自立運転モードへの切り替え方法動画非常用電気を使うために「自立運転モード」に切り替えます
動画停電復旧時は「連系運転モード」に戻します
メーカーホームページで手順を確認する
JH-RCM1 自立運転モードへの切り替え方法・自立運転時に電力を使用できるのは、太陽電池が発電している昼間だけです。
・自立運転の切替操作は夜間など発電していない時は行うことができません。日照がある時に操作してください。
・自立運転時は日の入りとともに自動的に停止しますが、翌朝に日の出を迎えても自動的には運転を開始しませんので、再度手動で自立運転を開始してください。
・自立運転では自立運転用コンセントのみに発電電力が供給されます。停電時はその他のコンセントは使用できません。平常時は自立運転用コンセントは使用できません。
・発電電力を利用するため、天候の変化により使用できる電力が変動します。
自立運転の「自動切替設定」をしておけば、突然の停電時にも、切り替え操作不要で「専用コンセント/専用配線」から電気が使えます。また、停電から復帰した時の切り替え操作も不要です。
手動での切り替えが必要です。「太陽光発電の非常用電気を使う」にお進みください。
蓄電池を導入している建物の場合、コンセントは一か所ではなく、主に1階に複数個所設置されています。
・自立運転時は、発電した電力と蓄電池にためた電力を供給します。
・自立運転の自動切替を設定していない場合は、手動での切替操作が必要です。事前に設定をご確認ください。
・自立運転は、発電がない夜間などで蓄電池残量がなくなると、自動停止します。手動切替の場合は、翌朝など発電が始まった後に、再度手動で自立運転を開始してください。
・発電をしている昼間に、蓄電池残量がない場合は、天候の変化により使用できる電力が変動します。
・自立運転では、専用コンセント(専用配線)のみに電力が供給されます。あらかじめ専用配線に接続ください。停電時はその他のコンセントは使用できません。