年月が経つと、ドアやふすま、障子などの建具にもがたつきが…。
夏は気にならなくても、冬になるとすきま風が入り込み 暖房効率を下げる原因にもなります。
定期的にチェックをし、早めにお手入れをしましょう。ガラス窓やサッシも外と内をつなぐ大切なアイテム。光をたっぷり室内に取り込めるよう、いつも美しい状態をキープしてください。
木製建具
アルミ建具
和室建具
木製建具には、基材に天然木突板貼り仕上のものと、オレフィン糸樹脂シート貼りのものがあります。基本的に合板ですので、過度な水拭きなどはせず、から拭きによるお手入れをしましょう。
アルミは耐久性にすぐれていますが、塩分や水分が表面を侵し、腐食することもありますので、汚れの軽いうちに除去しましょう。
和室の建具は紙と木でできていますので、軽くて扱いやすい反面、湿気などにより反ったりすることがあります。障子の紙やふすま紙を張り替えることにより手軽にリフレッシュし、室内のイメージを変えることができます。
- 出窓地板の劣化
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出窓の地板の塗装が日光や水分によって劣化しています。日焼けや湿気には注意しましょう。
- アルミ建具の劣化
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汚れと水分によってサッシの着色層が劣化しています。定期的に汚れを取り除くようにしてください。
- メッキの劣化
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ドアのレバーのハンドルは手垢などによって、写真のように表面のメッキが劣化します。水分や塩分は禁物です。
- サビ(緑青)
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真ちゅう製の建具金物は表面塗装が侵されるとサビ(緑青)が発生します。定期的にワックスがけをしましょう。
※水回りの建具(便所・洗面所・キッチン)などのレバーハンドルを濡れたままの手で触ると、劣化しやすくなるので注意しましょう。
- 白木敷居の汚れ
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窓の回りのホコリや水分がつきやすい白木部分は汚れがこびりついてしまいますので、特に注意が必要です。
- 木製玄関ドア
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定期的にワックスがけをしましょう。ワックスは市販の玄関ドア用が適しています。